美肌に差が出る美容液は正しい選び方と使い方にあり

年齢や肌質に合ったお手入れ、肌の悩みに働きかける「エイジングケア」で、いつまでもキレイな肌・トラブルのない肌を目指したいものですよね。最新の研究と技術の発達に伴い機能的な化粧品が続々登場していますので、自分の肌に合った化粧品を選ぶことができるようになりました。

季節によって、また加齢とともに刻々と変化いている肌に合った化粧品を選び、化粧品の効果を最大限に引き出せるお手入れを心掛けましょう。


[エイジングケア美容液ってどうゆうもの?]

最近の傾向として化粧品の柱となっているのが「エイジングケア美容液」。その種類は肌の悩みやトラブルの数に合わせ豊富にあります。また、その成分からみても、私たちの肌にある成分に類似した成分を配合し、肌の悩みに特化した機能をもつ美容液が主流となっています。

たとえば、良く聞く「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」「エラスチン」といった成分、知らない人はいないでしょう。これらの成分は、私たちの肌の真皮の部分にある成分で「たるみ」に大きく関わっています。そして、加齢とともに失われていく成分ですから、コラーゲンやヒアルロン酸等の美容成分を補うことで、肌の弾力やハリのある肌へ導くという美容液を選ぶのは必須でしょう。

また「アルブチン」や「ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」といった美容成分などは、シミに対して有効とされている成分で、シミが作られるのを防いだり、できてしまったシミを薄くするといった還元作用が期待できる美白美容液に配合されているものです。

特に効果が期待できると謳える商品は、「薬用」と商品名につけられており、医薬部外品と表記されていますので、このような表記も化粧品を選ぶ際の大きな後押しになりますね。

さらには、抗酸化力の高い成分として「ビタミンE誘導体」や「アスタキサンチン」「コエンザイムQ10」などが配合された美容液は、高い保湿力により肌のダメージを回復し、ハリのある肌へと導くコンセプトを持つものです。肌の生まれ変わりであるターンオーバーが遅くなる年齢におすすめの美容液です。


[エイジングケア美容液の正しい選び方]

肌のトラブルや悩みは複合的に起こるものなので、悩みが1つだけというわけにはいかないでしょう。

そのため、肌の悩みの数だけ美容液を揃えるということになり、多い人では美容液だけで3~4本を使用しているという人も少なくありません。実際によく聞くのが、使用する化粧品の数が多すぎて、使用順序が分からなくなるので、店員さんに番号を書いてもらったとか。

本当に悩みの数だけ必要なのでしょうか?そんなことはありません。大きく分けて2つ「美白」と「ハリ」で選ぶと分かりやすいと思います。

シミが目立って悩んでいるなら、美白作用のある美容液を選んだようがいいです。美白成分であるビタミンC誘導体やアルブチン、プラエンタエキスなどの成分は、シミを予防する以外にもコラーゲンを促進させる働きもあるので、シミ対策と同時にたるみ対策にも一役かっています。

また、ほうれい線や目尻のシワが気になるといった場合は、美白美容液以外のものを選べばいいのです。プラセンタエキスやビタミンE誘導体には。たるみやシワに対応するだけでなくシミに対しても一役かっています。一番の悩みは何か?まずはその答えを出してから美容液を選ぶようにしましょう。

また、どの美容成分が自分の肌に合っているのかの選別ですが、一番はかゆみやヒリヒリ感が出ないこと。肌に問題がない上で肌への浸透力やなじませた時のしっとり感、時間が経ったときに油分が浮いてこないかなど、肌の状態をよく観察して選ぶようにしましょう。


[エイジングケアは美容液だけで十分?]

では、実際にエイジングケアとしての美容液で、シワやたるみが改善されたり、シミが消えたりするのでしょうか?答えは「NO」です。先にも述べたように、エイジングの悩みは複合的に起こるので、美容液では及ばない原因の部分も考える必要があります。

たとえば、ほうれい線が目立ってきたという場合、表面的には「たるみ」を改善する美容液でケアすることになるのですが、そもそもの原因の1つに、紫外線による真皮成分(コラーゲンやエラスチン)が破壊されることで、皮膚を支えている柱(弾性繊維や膠原繊維)が折れ、表面で陥没した現象がシワやほうれい線となって現れるのです。

つまり、紫外線対策のケアが必要になりますし、化粧水で常に皮膚上部の角質層にたっぷりの潤いを与えてキメのひとつひとつをふっくらさせることで、シワの現象となる陥没を防ぐことができますので、エイジングケアはトータルケアができてこそ、改善か可能となります。


【美容液の使い方も結果につながります】

失敗しないエイジング美容液の選び方で大事なのは、素早く肌へなじんでいくこと。そして正しい使い方も重要なポイントです。朝晩のお手入れ時に、洗顔後化粧水で整えたあと、手のひらで軽く温めて、両手で顔全体を覆い、プレスしながら押さえるように肌になじませます。肌はとてもデリケートですからやさしく扱うようにしましょう。

まだまだ進化するエイジングケアの化粧品。確実に私たちの肌に潤いを保つ力があります。その力を最大限に引き出すには、使用する側の正しい肌の育て方と正しい化粧品の使い方があってこそです。肌の悩みで躓いたときは、立ち止まってお手入れ方法を見直してみても遅くはありませんよ。

(by SACHIKO)


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大人の美学!SACHIKO'sデイリービューティー

美容家歴27年、化粧品会社に勤務後企業し、アンチエイジング中心の日々を送っています。といっても、難しいことをするのではなく、身近なアプローチでコツコツ型の取り組みです。また、長年の経験を活かして、クライアントのインフォマーシャルや通販番組に出演、美容講師、社員教育の仕事を請け負っています。身に付けると人脈が広がる「オトナ磨きのテーブルマナー講座」を開催。皆様に素敵な情報を発信して参ります♪

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