こんにちは。美容家&テーブルマナー講師のSACHIKOです。
毎週日曜日および祝日(たまに土曜日)、そして月1回ですが平日もテーブルマナー講座を開催しております。
まだ梅雨入宣言が出されていないですね…。ちょっとじれったい。とは言え、出かける時は雨じゃないほうが有り難いですが(わがまま 笑)。
毎回、日本料理を堪能しながら和食の食卓作法や食の文化についてお伝えさせていただいておりますが、まずは懐紙を使ってお箸の上げ下げ、器を持ってからの上げ下げに慣れていただくことから練習していただければと思います。
その一つ一つの動作で、ゆっくりと落ち着いて食事ができますし、落ち着きがあると会話も弾みます。
会席料理などのコース料理をいただく際、お箸は箸置きに置かれています。たまに、箸袋に入った状態でお箸が箸置きに置かれていることもあります。
今回は、その箸袋の扱い方についてご質問がありましたのでご紹介します。
箸袋から箸を出したあと、箸袋はどこに置けばいいのかというご質問でした。さて、みなさんはどうされていますか?
たとえば、居酒屋さんに行ったとき、「おてもと」と書かれた箸袋…。箸を取り出したら、特に考えることもなくその辺に置いていると思います。
また、会話をしながらゴソゴソと箸袋を折ってみたりすることもあるでしょう。さて、箸袋のお役目ですが…
もし食事の際に箸置きがなければ、箸袋ひと結びして(千代結びと言います)、箸置き代わりにしましょう。また、箸置きがあっても千代結びにして置いておくと、小さくなっているので食事の邪魔にならないです。
そして、食事が終わったら、使った箸の先を千代結びの中心に入れて、箸先を隠します。汚れた箸先を隠すのもマナー(気遣い・心遣い)のひとつ。
そんなちょっとした振る舞いが、あなたの印象を大きく変えますよ♪。
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