ドレスコードというのは「服装規定」です。お店側として「このような装いで利用していただけるのが望ましいです」というメッセージです。
レストランの場合「スマートカジュアル」という指定が多いですね。ミシュラン店となると「軽装はご遠慮ください」と明記してあるところもあります。軽装というのは、ジーンズや短パン、サンダルやスニーカー、Tシャツなど。女性も露出の多い服装はお控えください。この場合は品位にも関わりますね。
冠婚葬祭というはっきりとした場面では、その場にふさわしい装いは一般常識として「型」にハマっていると思いますが、レストランにおいてはTPOに合わせるといった表現になるかと思います。そのTPOは個々によって若干認識が違うことがあるかもしれませんが…。
ただ、次の1点はどんなTPOでも外せない基準といっても過言ではないと思います。それは、誰が見ても「清潔感のある服装」ということです。これ以上分かりやすい基準はないかと思います。その上で、どこまでおしゃれするか(またはしないか)はTPOに準じれば良いと思います。
さて、タイトルにあるドレスコードを無視するとどうなるかということですが、入店を断られることはほぼありませんが、同席者に不愉快な思いをさせてしまうことは考えられます。
大人の振る舞いとして、やはりドレスコードを意識して、その場の周りの方々と調和するという「心遣い」が大事です。その心遣い・気遣いこそがマナーです。
また、違う角度からドレスコードの意義をお話しますと、お店に入ってテーブルに着くまで、あなたの足元にはレッドカーペットが敷かれていると思ってください。そう考えると、ちょっとおしゃれをしたくなりませんか。そこまでは大げさですか?
とんでもないです、他のお客様がレッドカーペットを歩くあなたを必ず一度はチラ見しています。どんな客?どんな素敵な人?同じ意識?など、いろいろな思考でチラ見をしています。
まさか?ーいいえ、あなたも後から入ってきたお客を一度は見るでしょ?(笑)
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