第213回「お箸で割るときに品が出る」を学ぶ

こんにちは。テーブルマナー講師のSACHIKOです。

毎週日曜日および祝日、時々平日と土曜日にテーブルマナー講座(洋・和)を開催しております。

今回も東銀座にあります『和食割烹 ます田』さんにお邪魔しました。毎回お料理を楽しみにさせていただいています♪

最初にお伝えするのは、正しいお箸の持ち方と扱い方です。長年ご自分の使いやすい持ち方に慣れていると、それが食べやすい持ち方になっていると思いますが、実はそれは自分にとって都合がいいだけで、食べにくい食べ方をしているんです。

なので、最初に正しい箸の持ち方・使い方をレクチャーし、そのほうが実は食べやすいということが、講座が終わるころには気づいていただけます。

さて、里芋や大根、かぶなどの根菜類が美味しい季節になりました。でも、食べ方に困っていませんか?こちらは、いきなり箸を刺してかぶりつくという食べ方ではなく、まずは半分に割って食べるようにレクチャーします。

その時、いきなり力まかせに箸で割ろうとすると、野菜がお皿の外に飛び出してしまうということはありませんか?

箸で割るときはゆっくりと、そして徐々に力を入れて箸を上から割り入れていきます。もっと詳しくいうと、少し力を入れて箸を上から割り入れたら、一旦力を抜いて、改めて力を入れるという具合に、力を入れたり抜いたりして箸を割り入れていきます。

そうすると、野菜が飛びださずに器の中で静かに一口サイズに割ることができます。これも、実際にやってみないとわからないと思いますが、そんな箸の扱い方までひとつひとつレクチャーしています。

また、居酒屋さんや定食屋さんでの割り箸を割るときにも品が現れます。人前で箸を勢いよく左右に割っていませんか?箸は手元で扇を開く要領で割ります。これだけでも、品が隠れている印象があります。ぜひ、ひとつひとつの動作を丁寧に召し上がれ♪

和食がもっと楽しくなる!正しい作法を知る日本料理のテーブルマナー


大人の美学!SACHIKO'sデイリービューティー

美容家歴27年、化粧品会社に勤務後企業し、アンチエイジング中心の日々を送っています。といっても、難しいことをするのではなく、身近なアプローチでコツコツ型の取り組みです。また、長年の経験を活かして、クライアントのインフォマーシャルや通販番組に出演、美容講師、社員教育の仕事を請け負っています。身に付けると人脈が広がる「オトナ磨きのテーブルマナー講座」を開催。皆様に素敵な情報を発信して参ります♪

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