こんにちは。テーブルマナー講師のSACHIKOです。
和食の講座も大変人気をいただいております。ありがとうございます。懐石・会席料理は、普段あまり機会がないかもしれませんが、和食のマナーも知っておくと、軽食であっても食卓作法は同じですから、丁寧に食事をして、その時間を楽しんでいただきたいと思います。
今回は、パークホテル東京の25Fにあります『花山椒』さんへお邪魔しました。以前にも利用していましたが、料理長が変わったようで、お料理が変わっているのを感じました。とても美味しかったです。
和食の講座では、必ず「懐紙」を使っていただく練習をします。みなさん、食べ終わるころにはすっかり懐紙の扱いに慣れて「とても食べやすい!」と喜んでくださいます。
が、実際には「人前で懐紙を出すのが恥ずかしい」というご意見が多いです。せっかく食べやすさと食卓作法を習っても、普段の食事で生かさなければもったいないことですね。でも、「人前に出すのが恥ずかしい」というお気持ちはとてもよくわかります。
だって、使っている人がほとんどいらっしゃらないからね。そん中、自分だけ懐紙を出して使うということに、ちょっと戸惑いがあるようです。
そんな時は…
まず出すタイミングを逃さないことが大事ですね。お席についてご挨拶が一段落したら、そっと手元に出しましょう。そして、「あら、何それ?」と声をかけられたら、「せっかく習ったので懐紙を使う練習をしているの」と返答すればいかがでしょうか。人の向上心に水を刺す人はいないと思いますがね。
もっと言うと、普段から鞄に懐紙を入れて、カフェでもどこでも使ってみるというのが一番おすすめです。ぜひ、懐紙に慣れ親しんでいただきたいと思います。とっても便利ですから♪
0コメント