第164回日本料理をいただく心得

和食のテーブルマナー講座を開催するにあたり、お店選びは結構大変です。そこがどんなに素敵な構えのお店であっても、板前さんの料理をいただくお店(日本料理)は多くはないように思います。

特に、講座となりますと食事代にもある程度配慮しております。高級(高価)なお店はプライベートでご利用いただき、その前に身につけておいていただきたい食卓作法をお伝えするための講座です。ですから、献立の内容を重視してお店選びをしています。

板前の力量が現れる「お椀」。ただの汁物と思っていれば大きな間違いです。お椀は日本料理の「華」。一番重要と言っても過言ではありません。今回も、素敵な器と美味しい碗物でしたが、写メを撮り忘れご紹介できません。あしからず(汗)。

すべてのお料理で共通していることですが、お料理が運ばれてきましたら、いきなりお箸を取り上げるのではなく、まずは一呼吸おいて器や盛り付けをしっかりと鑑賞しましょう(目食)。

また、受講される方のほとんどは、懐紙を使ったことがないという方です。懐紙というものをご存知ない方もいらっしゃいます。ですが、懐紙を使っての食事の仕方をお伝えすると、懐紙があったほうが食べやすい!というお声が出ます。

懐紙を受け皿変わりに使って食事をすると、丁寧に食事をしているように伺えます。実際に、目の前の料理への向き合い方・意識が変わりますので、食材や作り手等さまざまな食への感謝が自然と感じられるようになります(そうあって欲しいです)。

そんなわけで、懐紙に慣れ親しんでいただくために、懐紙を1帖差し上げております。それをご自宅での食事の際にお使いいただき、新たな食事の楽しみ方を知っていただければと思います。

和食がもっと楽しくなる!日本料理店で学ぶテーブルマナー


大人の美学!SACHIKO'sデイリービューティー

美容家歴27年、化粧品会社に勤務後企業し、アンチエイジング中心の日々を送っています。といっても、難しいことをするのではなく、身近なアプローチでコツコツ型の取り組みです。また、長年の経験を活かして、クライアントのインフォマーシャルや通販番組に出演、美容講師、社員教育の仕事を請け負っています。身に付けると人脈が広がる「オトナ磨きのテーブルマナー講座」を開催。皆様に素敵な情報を発信して参ります♪

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